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OUR PIG PRODUCTION林牧場の養豚

生産システム

すべては「安全・おいしい」のために
そして「高品質・安定供給」を目指して

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当社の特長は、高品質でおいしい豚肉を規格のそろった大きなロットで安定的に供給できることです。やわらかく、サクッとした肉質、コクと脂身のバランス、甘みや香りなど、おいしさの表現・基準はいろいろありますが、おいしい豚肉をつくるには3つの要素が重要です。

まず、味を大きく左右するのが、豚の品種です。当社の豚は、デンマーク生まれのランドレースと、大ヨーク、日本生まれのデュロックの3品種を掛け合わせています。優れた遺伝形質にこだわり、日本のニーズに合ったおいしい豚肉をつくり出しています。

2つ目は、新鮮で栄養豊富な餌です。当社では国内の養豚場としては数少ない自社専用の配合飼料工場を保有し、豚の成長段階に応じた餌を製造しています。できたての餌を、その日のうちに豚に食べさせます。新鮮で良い素材の食べ物が健康に良いのは、豚にとっても当然のことです。

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そして、3つ目は健康ですくすく育つことができる環境です。ストレスの少ない環境で育った豚は、病気にもかかりにくく、薬剤の使用低減にもつながります。当社では、ハード・ソフト両面からストレスの少ない養豚を目指しています。

例えば、豚は暑さ・寒さに敏感な動物ですが、こうした外部環境の変動から豚を守るために、高断熱豚舎、床暖房や冷却装置、空調の自動制御システムなども備えています。

その他、成長段階に合わせて豚舎を3段階に分ける「スリーサイト方式」、豚舎を空にして洗浄・消毒する「オールイン・オールアウト方式」を導入。病気感染のリスク低減に取り組み、安定生産・安定供給を実現しています。

スリーサイト方式とは

繁殖・離乳・肥育の施設を農場立地ごと分散させること。
この方式の採用によって、豚の成長段階に合わせたきめ細かい管理が可能になりました。
同時に病気の伝播を物理的に遮断し、生産へのダメージを最小限に食い止めることができます。

  1. Site1
    繁殖農場
    種付け・分娩
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    種付けは100%人工授精で行い、114日の妊娠期間を経て子豚を出産。
    子豚は3週間、母豚の乳を飲み成長します。

  2. Site2
    離乳農場
    離乳
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    生後3週~10週までの期間を過ごします。
    発育段階に応じた、きめ細かい給餌により、7kg前後だった子豚は30kgまで成長します。

  3. Site3
    肥育農場
    肥育
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    生後10週~出荷までの期間を過ごします。
    ストレスのない環境に配慮し、体重がおよそ120kgに達すると、出荷となります。

オールイン・オールアウト方式とは

豚を移動・出荷する際、豚舎をまるごと空にして、洗浄・消毒・乾燥を徹底し、一定の空舎期間の後に新たな豚を導入。
病原菌が次のロットの豚に感染することを防ぎ、病気の連鎖を断ち切ることができます。
外部から病原菌を持ち込まないシステムも構築されています。

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生産設備

豚が快適 人も快適

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豚にストレスがかかると病気にかかりやすくなります。豚が病気にかかると、薬を使わなければならなかったり、発育が遅れたりします。当社では、豚が本来持つ発育能力や抗病性を最大限に発揮させるため、ストレスをなるべく少なくする努力をしています。また、ストレスなく快適な環境で育った豚は、おいしい豚肉になるのです。

当社では、豚にとって快適な飼育環境を整えるべく、世界中から良い設備・施設・資材を導入してきました。豚舎の空調はセンサーにより自動で制御され、豚にとって常に快適な状態に保たれます。冬には床暖房、夏には冷却装置も備えられています。

最近では、欧米でのアニマルウェルフェアの動向も注視しつつ、単なる欧米の模倣ではなく、また感情論や偽善的な方向でもない、科学に基づいた形での動物の快適性を追求しています。

環境対策

地域との共生

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当社では大規模経営を進める過程で早くから環境対策に注力してきました。地域の基幹産業として、地域との共生を理念に、最新の豚糞の堆肥化システムや、し尿処理システムを積極的に導入。

密閉型のコンポストで発酵乾燥させた良質な堆肥は、近隣の農家で農産物の生産に使われ、循環型社会の一端を担っています。尿は複合ラグーンシステムの大型浄化槽で高度な浄化処理を行い、厳しい環境規制値をクリア。また、学術機関と共同で研究した微生物を使った臭気対策を全社的に導入し、農場周辺の住環境にも配慮しています。

赤城山南麓に展開する各農場には、すみれ、やまゆり、さくらそうなど、草花の名前を付け、豚舎の屋根や壁には樹木を思わせる色を使って、自然景観に溶け込むような佇まいを見せています。

飼料生産

自家配合飼料工場

豚の成長段階に適したオリジナルブレンドの飼料を
「できたて」のまま与えています。

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飼料写真

飼料の主原料となるトウモロコシは、粉砕した瞬間から品質の劣化が始まります。当社では新鮮な飼料を豚に与えることを第一義に、その日に必要な分だけを丁寧に製造し、できたてを豚に与えています。

豚の健康にとって本当に必要な栄養素は何かを吟味し、厳選した素材を成長段階に応じて設計。消化率を考慮して、粒度・配合を考え、環境汚染の低減にも配慮しています。

さらに、自社専用のトラックで運搬することで、高い衛生レベルを維持しています。

農場立地

赤城山の裾野に広がる大自然の中で
環境と調和した農場を展開しています。

農場マップ(群馬県)
農場マップ(宮崎県)

お取扱店

林牧場の商品は、徹底的な衛生管理とストレスのない環境で育てられた、おいしく安全な豚肉です。
林牧場のスタッフが愛情と自信を持って生産しております。
商品には「林牧場」の社名が表示され、以下の店舗でお買い求めになれます。

スーパー
株式会社たいらや 様
18店舗
株式会社与野フードセンター 様
与野フード 4店舗
ワイバリュー 10店舗
フードガーデン 8店舗
百貨店
京王百貨店 新宿店 様
生協
パルシステム 様
レストラン

お取引をご希望の業者様へ

当社は、高品質かつ品質のバラツキの少ない豚肉を、大きいロットで年間を通して安定した出荷量で供給させていただくことができます。
当社の豚肉の取扱いにご興味をお持ちのと畜・流通・小売・レストラン等の方は、ぜひご連絡ください。
バイヤー様の農場見学についてはお問い合わせください。

お問い合わせ

  • TEL027-289-5235
  • FAX027-289-5236